第1条 (目的)
本規約は、当方(以下「制作者」)がクライアント(以下「依頼者」)から依頼を受けてウェブサイトを制作・納品するにあたり、その業務範囲および免責事項を定めるものです。
第2条 (制作範囲)
制作者は、依頼者から提供された情報・素材・指示に基づき、合意した範囲内でウェブサイトを制作します。 納品後の内容修正・更新・管理・運用・トラブル対応等は、別途契約または保守プラン契約がない限り業務範囲に含まれません。
第3条(素材・著作権)
依頼者は、制作に使用するロゴ・画像・文章・写真などの素材について、第三者の権利を侵害しないことを保証するものとします。 依頼者が提供した素材に関して発生した著作権・肖像権・商標権等のトラブルについて、制作者は一切の責任を負いません。 制作者が制作したデザイン、コード、構成等の著作権は、特別な取り決めがない限り制作者に帰属します。納品後の再利用・改変・転載には事前の承諾を要します。
第4条(動作環境・技術的制限)
制作物の動作確認は、制作時点での主要ブラウザ・デバイス(例:Google Chrome,Safari)において行います。 新しいOSやブラウザのアップデート、外部サービス(例:Google Maps API、SNSウィジェット等)の仕様変更により動作不良が発生した場合、制作者は修正義務を負いません。 外部プラットフォーム・アプリ・プラグイン等の不具合や停止についても、制作者は責任を負いません。
第5条(サーバー・ドメイン・メール運用)
サーバーやドメインは原則として依頼者が契約・管理するものとします。 サーバーダウン・ハッキング・データ消失・メール不達・外部サービス障害などによる損害について、制作者は一切の責任を負いません。 制作者が代行して設定・取得を行う場合も、契約主体は依頼者であり、発生したトラブルに対しては責任を負いません。
第6条(納品・検収)
制作物の納品時に、依頼者による確認をもって検収完了とします。 検収後に発見された誤字脱字・リンク切れ等の軽微な修正は、納品後30日内であれば無償対応します。以降は有償対応となります。
第7条(損害賠償・免責)
制作者は、ウェブサイト制作・運用に起因して依頼者または第三者に生じた損害・機会損失・営業損失等について、一切の責任を負いません。 制作物に瑕疵が認められる場合でも、制作者が負う責任は当該制作物の請負代金を上限とします。 外部要因(通信障害、サーバートラブル、自然災害、法令変更、第三者攻撃など)によりサイトが表示・運用できなくなった場合も、制作者は責任を負いません。
第8条(保守・更新業務)
納品後の修正・更新・セキュリティ対策・バックアップ対応などは、保守契約を締結した場合に限り行います。 保守契約を締結していない場合、依頼者が行った編集・更新による不具合について制作者は責任を負いません。
第9条(契約解除・中止)
制作途中で依頼者の都合により制作を中止する場合、進行状況に応じた作業費を請求します。 依頼者の支払い遅延・素材提供の著しい遅れ・連絡不能などが発生した場合、制作者は契約を解除できるものとします。
第10条(準拠法)
本規約は日本法に準拠し、紛争が生じた場合は制作者所在地を管轄する裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第11条(規約の変更)
制作者は、必要に応じて本規約の内容を予告なく変更できるものとします。 規約変更後に依頼者がサービスを継続して利用した場合、依頼者は変更後の規約に同意したものとみなします。
第12条(同意)
依頼者は、本規約の内容を確認し、制作依頼を行った時点で本規約に同意したものとみなします。 依頼者からの見積書承諾、発注書送付、またはメール・チャット等による発注意思表示は、書面契約と同等の効力を有します。
2025年11月