MacにClaude Codeを入れて、使い始めるまでの手順をまとめた覚え書です。つまずきやすいところと、その直し方も一緒に残しておきます。

先日、別のMacにClaude Codeを入れたときのことです。画面には「インストール完了」と出たのに、claude と打つと command not found と表示され、起動しませんでした。インストールは成功していて、Macが置き場所を探しに行っていなかったのが原因でした。直し方はコマンド1行でした。備忘録として置いておきます。

この記事の手順は、2026年9月14日時点の公式ドキュメントで確認しています。画面の表示やコマンドは変わることがあるため、うまくいかないときは確認日も目安にしてください。

始める前に確認すること

次の3つがそろっていれば、インストールを始められます。

  • macOS 13以上:画面左上のりんごマークから「このMacについて」を開くと確認できます
  • Claudeの有料プラン:Pro、Max、Team、Enterpriseのいずれか。無料プランではClaude Codeを使えません
  • インターネット接続:インストールにもログインにも必要です

ターミナルとは

この手順では「ターミナル」というアプリを使います。マウスで操作する代わりに、文字でMacに指示を出すためのアプリです。Macに最初から入っています。

慣れていなくても大丈夫です。この記事のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押すだけで進められます。

インストールの手順

① ターミナルを開く

「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダにある「ターミナル」を開きます。

command キーと スペース キーを同時に押し、「ターミナル」と入力して開く方法でも構いません。

② インストールのコマンドを実行する

次のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付け、Enterキーを押します。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

少し待つと Claude Code successfully installed! と表示されます。これでインストールは完了です。

ここで一つ、見落としやすい点があります。 完了の表示の下に、黄色い文字で Setup notes という注意が出ることがあります。読み飛ばさずに、手順③へ進んでください。私が別のMacでつまずいたのは、この注意が出ていたときでした。

③ 入ったか確認する

次のコマンドを実行します。

claude --version

2.1.270 (Claude Code) のように数字が表示されれば成功です。数字は時期によって変わります。

command not found と表示された場合は、下の「うまくいかないときの直し方」に進んでください。

④ 起動してログインする

Claude Codeは、作業したいフォルダの中で起動するのが基本です。

ターミナルに cd と入力し、半角スペースを1つ空けます。そのまま、Finderから作業したいフォルダをターミナルの画面へドラッグ&ドロップすると、フォルダの場所が自動で入ります。Enterキーを押せば、そのフォルダへ移動できます。

移動したら、次のコマンドで起動します。

claude

初めて起動したときは、ブラウザが開いてログインを求められます。Claudeのアカウントでログインし、ターミナルに戻れば使い始められます。

うまくいかないときの直し方

画面に表示された英語のメッセージから、当てはまるものを探してください。

「zsh: command not found: claude」と表示される

私が別のMacでつまずいたのが、このケースです。インストール直後に claude と打っても、claude --help と打っても、同じ表示が出ました。

原因

インストールは成功しています。Claude Codeの本体は、自分のホームフォルダの中の .local/bin という場所に置かれます。

Macは、コマンドを入力されると「PATH(パス)」と呼ばれる探しに行く場所のリストを順に見ていきます。このリストに .local/bin が入っていないと、本体があっても見つけられません。インストール時の黄色い Setup notes は、このことを知らせていました。

直し方

次のコマンドを実行します。Macの設定ファイルにPATHを追加し、すぐに読み込み直すものです。

echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc && source ~/.zshrc

続けて、確認のコマンドを実行します。

claude --version

数字が表示されれば直っています。まだ command not found と出る場合は、ターミナルのウィンドウを一度閉じて開き直してから、もう一度試してください。

気をつけること

  • この追加は1回だけで十分です。何度も実行すると、設定ファイルに同じ行が増えていきます

インストールのコマンドで「syntax error near unexpected token '<'」や「403」と出る

インストール用のファイルを受け取るはずが、Webページやエラーが返ってきたときの表示です。一時的な不調や、ネットワークの制限で起きます。

まずは数分おいて、同じコマンドをもう一度実行してください。会社のネットワークでは、セキュリティの設定で止められていることもあります。

Macに「Homebrew(ホームブリュー)」というソフト管理の道具が入っている場合は、次のコマンドでもインストールできます。

brew install --cask claude-code

この方法で入れた場合は自動で更新されません。ときどき次のコマンドで更新します。

brew upgrade claude-code

ログインのとき、ブラウザが開かない

ターミナルでキーボードの c キーを押すと、ログイン用のURLがコピーされます。ブラウザのアドレス欄に貼り付けて開いてください。

ログインしたのに「403 Forbidden」と出る

ログインは通ったものの、Claude Codeを使う権限がないときの表示です。次の2つを確認します。

  • プランが有効か:ブラウザで claude.ai/settings を開き、有料プランの契約が続いているかを確認します
  • 別のアカウントでログインしていないか:Claude Codeの中で /logout と入力してログアウトし、いったん終了します。もう一度 claude で起動し、有料プランのアカウントでログインし直します

状態を確かめる3つのコマンド

動いているけれど様子がおかしい、というときに使います。どれもClaude Codeを起動する前の、ターミナルの状態で実行します。

インストールと設定の健康診断

claude doctor

インストールの状態や設定の誤りを一覧で表示します。確認するだけで、何も変更しません。困ったときは、まずこれを実行します。

今すぐ最新にする

claude update

この記事の方法で入れた場合、Claude Codeは自動で更新されます。新しい機能をすぐ使いたいときだけ実行すれば十分です。

どこに入っているかを調べる

which -a claude

Claude Codeの本体が置かれている場所を表示します。2行以上表示されたら、複数の方法で入っている状態です。動作がおかしい原因になることがあります。

ターミナルを使わない方法もある

ターミナルがどうしても苦手な場合は、ClaudeのデスクトップアプリからClaude Codeを使う方法もあります。アプリをダウンロードしてログインするだけで、コマンドを打たずに始められます。

手順は公式の案内にまとまっています。

Claude Code デスクトップアプリの始め方(公式・英語)

それでも解決しないとき

人に相談するときは、次の2つを伝えると原因を絞り込みやすくなります。

  • 画面に表示された英語のメッセージ(そのままコピーしたもの)
  • claude doctor を実行した結果

公式のトラブルシューティングには、この記事で取り上げていないエラーも載っています。

インストールとログインのトラブルシューティング(公式・英語)

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