Frequency Distribution とはデータがどのように分布しているかを表したものです。日本語で Frequency は頻度・Distribution は分布と訳されたりします。

例えば以下のようなものが Frequency Distribution です。 以下の例はある街に住んでいる 200 人を年齢別に分けて整理したものです。

frequency

16-22 歳のカテゴリでは 36 人、23-29 歳のカテゴリでは 49 人と言った具合にいくつかのカテゴリに分けて、そこにデータがいくつか入るかを整理したものです。 これを図で表したものを Histogram ヒストグラムと呼ばれます。

HISTOGRAM ヒストグラム

histogram

ヒストグラムで表すどのカテゴリーが多いか少ないなどを視覚的にもわかりやすくなります。

EXCEL: PIVOT TABLE を使い FREQUENCY DISTRIBUTION を作る Excel をつかって Frequency Distribution を作る方法を紹介します。 以下のようなある A 町内の人の年齢のデータがあるとします。

data

まず年齢のフィールドを選択し Pivot Table クリックします。 そうすると PivotTable のビルダーが立ち上がるので、年齢を Row のところへ、同じく年齢を Values のところにドラッグアンドドロップします。最初の設定ままでは年齢を合計してしまっているので Sum of 年齢を Count of 年齢にします。

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このままでは年齢はカテゴリーになっておらず、すべての年齢に対して列があるのでラベルのとこでグループ分けをします。ここでは、どの年齢からスタートして終わるのか、また年齢の区切りを設定できます。ここでは10歳ごとしました。

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Ok ボタンを押しラベルを変更すれば Frequency Distribution ができました。 28-37 歳の間が 6 人と一番多いことがわかります。

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また Excel のグラフチャート(棒グラフ)を使えば Histogram を作ることもできます。

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RELATIVE FREQUENCY DISTRIBUTION また年齢のごとのカウント数の表示時をパーセンテージであらわしたものは Relative Frequency Distribution と呼ばれます。データ全体の相対的な分布を把握するのに向いています。

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